Case Study 導入事例

航空メンテナンス物品をRFIDで管理し、確認時間を約2分の1に削減!

  • RFID
  • 所在管理
  • RFIDタグ
  • コスト削減
  • 業務効率化

株式会社NAAファシリティーズさま

株式会社NAAファシリティーズ(NAFCO)さまは、成田空港全体の発電設備管理や、滑走路、誘導路といった航空保安施設などを通じて成田空港の設備保守・管理業務を担い、空港運営を支えています。
開港以来、重要施設の維持管理や各種工事を手がけ、安全で快適な空港環境の維持に貢献しています。

厳重さが求められる工具の持ち込み・返却管理の確認時間を減らしたい

導入前

工具の管理を紙のチェックリストを用いて、目視での確認を実施していました。

導入前の課題

滑走路での工具の置き忘れは空港での重大事故につながる恐れがあります。そのため、滑走路内に持ち込む工具、返却した工具の確認を徹底するために多くの時間を費やしており、作業を効率化するための業務改善を求められていました。

実施内容

すべての工具にRFIDタグを貼り付け、作業出発前にハンディターミナルで一括読み取りを行い、現場へ持ち込む工具がすべて車に積まれているか確認するフローに変更しました。

また、撤収前にも現場でハンディターミナルを用いてRFIDタグを読み取り、作業前のデータと整合性が取れているかを確認した上で撤収する運用に変更しました。

RFIDシステムの導入により作業時間は2分の1に削減!

効果

RFIDシステムの導入により、持ち出した工具が全て揃っているかの確認を短時間で行うことができるようになり、作業時間は2分の1に!

作業前、作業後の工具状況はすべてシステム上に反映されているため、作業現場における安全・安心のための工具の確認を迅速にかつ効率的に行うことができるようになりました。

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